ROSSI

2014サグランティーノ【長期熟成タイプ、7年の時を経てようやく出荷】

  • 6,380円(本体5,800円、税580円)


まろやかなタンニンと様々な味わいを楽しめる赤


ウンブリアを代表する偉大な赤ワインであるモンテファルコ・サグランティーノは、とにかくパワフルで長命。収穫年から10〜15年後に飲み頃のピークを迎え、30年以上の長期熟成に耐え得るワインと言われますが、その秘密は、サグランティーノというこの土着品種の最大の特徴であるポリフェノールの含有量の豊富さにあります。10月中旬頃の遅い収穫(Vendemmia tardiva)で、ブドウはすべて手摘みで行う。マセラシオン(醸し)は、果皮に十分なポリフェノール成分(特にタンニン)が含まれているため、あえて攪拌作業は行わず25日〜40日間をかけて、25〜28℃の温度調節をしながら有効成分をじっくりと抽出。発酵&熟成はまず500リットル樽で6か月、その後2500リットルの大樽で18か月(それぞれオーク素材)、さらに昔ながらのセメントタンクで12か月、最後に最低1年の瓶内熟成を経て、ようやく市場デビューとなる。葡萄品種:サグランティーノ100%






AIS認定ソムリエ

クオルス・イタリア駐在員

小関智子 Tomoko Koseki


甘いタンニン


ワイナリーAntonelliの歴史は古く1881年に弁護士をしていたフランチェスコ・アントネッリ(現オーナーフィリッポさんの先祖)が、それまでスポレートの大司教の所有であったSan Marcoと呼ばれるこの農場地一帯を購入して引き継いだ時から始まっています。その時以来長きに渡り辛抱強くより良いサグランティーノ作りを積み上げてきた結晶として“Tannino Dolce(” 甘いタンニン)と表現される程まろやかな口当たりを実現し、力強さと繊細さの両方をそなえたエレガントなワインになっています。









Antonelliアントネッリ/ ウンブリア


ペルージャ・モンテファルコの有機ワイナリー「アントネッリ」。代々伝わる家族経営ワイナリーは洗練された味わい


ボローニャからレンタカーでおよそ3時間、イタリアのちょうど真ん中、ウンブリア州ペルージャ・モンテファルコのワイナリー「アントネッリ」へ。なだらかに波打つ丘に広がる葡萄畑の中にある、モダンなインテリアのカンティーナ(ワイナリー)。「うちのワインはサグランティーノはじめ、みんなオーガニックだよ。食卓の食材もみんな地元産さ」とオーナーのフィリッポ。ワインと一緒にいただいた牛肉のタリアータ。 使っている食材も地元産。テイスティングさせてもらったワインの数々、自家製生ハムやワイルドな味わいのオリーブオイルなど全てが地域の自然の味わいだった。









  • 6,380円(本体5,800円、税580円)